- 清水グリーンサービス株式会社
- 森の力再生事業について
森の力再生事業の目的
森林は、雨水を蓄えて時間をかけて川に流す働き(水源かん養機能)や土砂の流出や崩壊を防ぐ働き(土砂災害の防止機能)、二酸化炭素を吸収して地球温暖化を防止する働きなど様々な働きを持っています。
また、木材の生産も森林の重要な働きの一つです。
県では、これらの森林の働きのうち、雨水を蓄えて時間をかけて川に流す働きや土砂の流出や崩壊を防ぐ働きを中心とする公益的機能を「森の力」と呼んでいます。
森林の多くは林業を通じて守られてきましたが、社会や経済状況の変化により林業が低迷し、森林所有者の手入れが行き届かない森林が発生しはじめました。
これらの森林では、「森の力」が十分に発揮されません。
そこで、公益性が高く、既存の森林・林業施策では森林所有者による整備が困難なために荒廃している森林を、針葉樹と広葉樹の混じった森林や多様性のある広葉樹の森林などに誘導する「森の力再生事業」により、「森の力」を回復します。
